サンゴ移植の勉強会

2013年12月17日

はいさい。
久しぶりに登場の安田です!

冬休みをいただいて、大阪に帰省していました♪
土産話を聞きたい人は、ご連絡ください(笑)

さて今日は、サンゴの移植に関する勉強会へ参加してきました。
沖縄 ダイビング サンゴ移植

ご存知の方もいるかもしれませんが、来年度より、那覇空港の滑走路を2本にするための工事が行われます。
自然の海岸を埋め立てて滑走路を造るので、もちろんそこには、海にとって貴重なサンゴがあります。

そのまま埋め立てるのではなく、移植・モニタリングを行い、環境に配慮しようと、平成15年より進められている事業です。

滑走路増設は、万が一滑走路上で事故が起こり、封鎖されてしまった場合に予備として使う事が出来るほか、観光客数の増加、滑走路上の渋滞緩和などに役立つとされています。

ここで気になるのが、移植したサンゴはきちんと育っているのかということです。
移植方法は何種類もあるようですが、何より大切なのは、丁寧に・きちんと固定するという事。
でないと、台風のうねりなどで取れてしまい、移植の意味がなくなってしまいますからね。

沖縄 ダイビング サンゴ移植
今回は、移植対象のサンゴとは何か?ということから、過去の成功例・失敗例を座学で勉強したり、工事の詳細、実際に海に潜り採取ポイントを見学してきました。
沖縄 ダイビング サンゴ移植

沖縄 ダイビング サンゴ移植
正直、この海を埋め立てるのか~と、たくさんのスタッフが思っていました。
今回の移植対象はあくまでもサンゴなので、熱帯魚やイソバナは対象外。
この大きなイソバナは、非常に残念です。
沖縄 ダイビング サンゴ移植

貴重な海を埋め立てるので、新滑走路が無駄にならないような活用をしてもらいたいですね。