ガイドダイバー研修会!

2014年01月17日

はいさい、安田です。

今日は、ネイチャーワークスのお父さん・水中カメラマンの横井さんの研修会を受けてきました!
テーマは「水中で行う自然解説的なガイド法を身につける」

日本では、FUNダイビング=ガイドがそのポイントの生物を紹介する。というスタイルが多いと思います。
(海外では、ガイドはコース案内が主で、生物はダイバー自身が見つけるスタイルが多いです。)
今回のテーマは、ただ単に生物を見つけて紹介したり、写真を撮ってもらったりするだけではなく、もっと興味を持ってもらうためにはどのように紹介すればよいか?といった内容です。
沖縄 ダイビング 自然観察

詳しい手法はガイドの行い方なので、ネタばらしをするわけにはいきませんが(笑)、一言で言うと「見方を変えてみよう。」ということです。

例えば、ヒレナガネジリンボウと、ハタタテハゼは色は違えど、形は似ていますよね?
沖縄 ダイビング 自然観察
・ヒレナガネジリンボウは、礫(れき)混じりの砂底にテッポウエビと生息し、目は上向きについています。

沖縄 ダイビング 自然観察
・ハタタテハゼは、サンゴ礁域の斜面やドロップオフに生息し、目は真ん中についています。

生息域が違う事によって、外敵に襲われるリスクも上がり、そのために目の位置や模様が違うのではないか?
だから個体数も違うのではないか?
などといった感じです。
実際の答えは、魚に直接聞いてみないと分からないのですが、ただ単に見るだけではないですよね♪
沖縄 ダイビング 自然観察

ダイビングは水中を潜る事で、魚の気持ちになれると聞きますが、本当に魚の気持ちになって考えてみると、さらに面白さが増すと思います。
みなさんも自分なりの答えで構わないので、面白い疑問と考え方を探してみましょう♪